単語を音読するためには、文字をみてすぐに 音を思い浮かべられ、口から音を作れることが必要ですね。1つ1つの正しい音をつくれたら、次はそれをすばやくつなげ読みをする練習をします。ただしいつなげ読みが成功すれば、単語として聞こえるので、「あ!これ 知ってる!」と 意味が沸き上がってくるという仕組みです。
でも、文字を見てすぐ音にする活動は 単調でつまらない。そう思っているあなたに ぜひ試していただきたいゲームがあります!とってもかんたん。
用意するもの:初級者 英語のアルファベット カード (a~z)26枚
中級者 英語の46音を表す 文字カード 46枚
上級者 同じ音でつづり方の異なる表記も含めた文字カード 100枚~
キッチンタイマー
まず始めは カードを積み重ねておくゲーム。
初心者は複数のカードを机に広げるよりも、積み重ねてあるカードをめくる方が 1つの文字に集中できるので、純粋に「1文字1音」の練習ができて読みやすい。
①1人であそぶゲーム
タイマーをセットして 30秒後のベルが鳴るまでに何枚を言えるかチャレンジ!
初めは7枚程度(ワーキングメモリの容量の限界が平均7 らしい)
学習が進むにつれて10枚、20枚、26枚!と 少しずつ 重ねるカードの数をふやす
記録表をつくり 取れたカードの数を記入していくと、だんだん数が増えて励みになる!
*1週間後に同じゲームをやってみると 前回ほど数が取れないことも。
今日の目標値は: 10枚! と先に宣言してから ゲームをすると楽しい。
来週はゼッタイ○○枚取ろうね!と1週間後の予告をしておくのもモチベーションup.
②2人で協力ゲーム
まったく同じように遊ぶが、2人で協力してできるだけ多くカードを言うゲーム。
自分が迷っていると 相手に対してもうしわけない!という気持ちがはたらくので
一人の時よりも 頑張れる!
*教え合ったり 協力しあえるので学び会える!
③2人で競争し合うゲーム
ひとりずつ 同じセットのカードを使う。1セットを 二人で分けて使うのもあり。
タイマーをセットし、ベルが鳴るまでに何枚いえるか!
それぞれ自分のペースで頑張る。
*1回目 2回目 と個人的な記録を作り、前回よりも何枚たくさん言えたか!
を励みに読む。
④3人以上で ぐるぐる順番に読むゲーム
自分の順番が来たら1枚めくって読む。1分間で何枚読めたかを 3人分のカード数を足し算して記録する。
*同じカードセットを読み上げるので、友達が読んでいる音をきいて 確認もできる。
何度やっても 違う結果になるので、おもしろい!
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