英語の単語には必ず母音があるのだから、母音を単語の中からササっと見つけ出したいですよね。 見つかりさえすれば あとは正確に音を作り、前後の子音とつなげるだけ。 単語を正しく発音することができるようになります。
母音を素早く見つけ出せるように練習をしましょう。
楽しく考えるため、単語にかくれている「母音のかくれんぼ」と命名し、攻略をねってみましょう。
まずは、一番「かくれんぼが上手な母音」は誰???
それは ir er ur です!なんでそんなに隠れるのが上手なの?
本人インタヴュー:「音の半分は もともと子音としてメンバー入りしたrだからね。ぼんやりしていると あれ? 子音だよね?と 読み手はまどわされるでしょ! それが僕たち「かくれんぼ最強母音ir er urの強みだから」
ということですよ。みなさん!
2文字(例:ir )の母音だけど、はっきり「母音」とわかるのは最初の i だけ。
うしろにさりげな~く寄り添っているrも 母音の一部なんですよ!上手にかくれていますよねえ。さすが「かくれんぼ最強母音ir er ur」。
お手上げ?
いやいや、作戦があります。
ir er urの隠れる場所を知っておくと 「このあたりが怪しい~」という見当がつくようになります。
①irの隠れ場所 子音と子音のあいだにサンドイッチのように挟まれている・ うしろの子音は d l t など 舌を使って音をだすものがおおい
②erの隠れ場所 言葉の最後に隠れていることが多い
③urの隠れ場所 子音と子音のあいだにサンドイッチのように挟まれている・数はすくないのでおぼえてしまおう
どうです? 相手はあなどれない最強母音。でも この作戦で「母音rのしっぽ」をつかめば私たち読み手を惑わすことは できなくなるのです!はっはっは!
教室では この隠れ場所(場所の法則)を自分で考えるために このようなワークシートを使っています。
答え(隠れ場所)をこちらで言ってしまっては 楽しさが半減してしまいます。
時間があるならぜひ、自分で考えて「こういう場所に ir ur erがいることがおおい」という法則を発見してアンダーラインに書きこんでみてください。
自分で発見した法則は 先生や指導者に説明してもらった法則よりもずっと忘れにくいものです。
では、試しにBINGOゲームで この母音を見つけ、読むための攻略してみましょう。次の表から母音を探し出して irには〇 erには□ ur には△ の印を記入してみてください。
印をつけられたら、音にだしてよんでみましょう。
なにも印をつけない時よりも ずっと読みやすくなったでしょう?
ここまで来たらあなたも「かくれんぼの最強の鬼オニ名人」です!
このビンゴシートは同じコピーを全員に配っても遊ぶことができます。 学習者が自由に3×3の枠を選んで色線で囲んでから遊びます。(4種類の枠のつけ方ができます)
上下左右と目を動かしながら 平面の上に広がった単語を読んだり 見つけたりしなければなりません。教科書に印刷してある英文を読む環境に 近いものになっていると思います。
まとめると、このビンゴシートでは
①すばやく母音を見つける
②母音ごとに区別をする(認識する)
③前後の子音とつなげ読みをする
④平面に広がった複数の単語の中から 音をきいて単語を選ぶ
という4つの練習をすることができるよう作られています。
ぜひ活用してみてください!
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