今回は 単語の最後によくあらわれる母音 er(アメリカ英語)です。
2つの文字 e とr を使っていますが、 2つの音ではなく、 er で1つの母音です。
eの短音とも異なるし (例:egg) rの音とも異なります(例:rat)。
当然 eとrの単音を 続けて言う音でもありません。
Jolly Phonics 教材では erという母音を”動ミキサーの音”として 絵で楽しくk紹介しています。
手でミキサーのマネをして混ぜるように er er er ~!
ところが、あるレッスンで「ミキサーは ウイ~ン!っていう音に聞こえる。
er er ~とはいわない」というお子さんの発言がありました!
そうか~。確かにそうだね。イギリスではミキサーの音が 日本のものとは異なるのかも? それとも イギリス人には 同じミキサーの音が、er~って聞こえるのかもね。
と、お子さんの発見に大いに感動しながら、その日は楽しみました。
さて、次の週。erを見たときに ミキサーの音が日本と違うという話だった」ということは覚えているのに、 このお子さんはどうしても erの音が思い出せない、ミキサーの動作やミキサーの音が このお子さんには思い出すきっかけにならなかったのです。
erは思い出すには難しい音です。
口を半開きにしたまま舌だけを奥の方にひっこめて長ーく声を出す、そういう発音は日本での日常生活では やらない!
う~ん、う~ん。と・・ついに、思いついたのです!
この舌の形、確か日常生活で しかも子供のころにやったことがある。。。
それは にがーい粉薬を口に入れるとき。ほら、舌が自然と奥にまるまっていませんか?
舌の上では苦みを感じちゃうけど、舌の裏では苦みをかんじないから!
舌をできるだけ丸めておくにひっこめて 粉に舌がつかないようにしていました。
あの舌!あの舌の形にすれば?
というわけで、音を思い出すときは
「苦~い粉薬を口にいれたよ! er~er~er~!」
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