「rock の最後の cとk
同じ音を持つ cとkが 並んでいるので、音は1つ。」
これは 音を習い始めてすぐに 取り上げるポイントです。
ある日、だいぶ学習がすすみ 新しい音「ch」を導入したときのこと。
あるお子さんは「ch」を「c」と発音をしたことがありました。
ここで指導者の立場のかたは、何を考えますか?
① Christmas や school での発音を知っているから chをcの発音で読んだ
② ch と ck の文字の並んだ形が 似ていたため、chをckと勘違いして cの発音で読んだ
私は なにも疑問に思わず①だと思い
「よく知っているねえ。chは ときどきcと同じ発音で読むことがあるんだよ。でも chをcと同じ音でよむのは 10%以下かも。。。90%の単語でははchはcと発音する」
と 力強く 説明をしていました。
そして半年ほど月日がたち、、、、
音の復習カードで発音を確認していた時のこと。chとckのカードが非常に近い順番ででてきました。すると 両方のカードを cの発音で読むお子さんの姿がありました。
直後に、「あれ?さっきも ckが でてきたよね」とおこさんが指摘したのがきっかけで、
あらためてchとckを横に並べて 見比べてみることに。
chを指して「これは?」「チ」だよ
ckを指して「これは?」「ク」だよ
すると「あれ?chとckって違う字なの?」というびっくりした声が おこさんから出てきたのです。
OH!NO!
そうだったのか!
お子さんは 文字の違いに気づかず ずっと同じ文字だと思い込んでいたことを 私は全く知らずに指導してきたのでした。
なまじっか chにも[クッ」の音で読まれることがある こういう事実があったので、お子さんの本当の混乱に気づくことができませんでした~。
まとめ
字の形はにているけれど、ch ckは違う音を持つよ。
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