お待たせしました
一つの文中には、必ずひとつ動詞があることは理解したお子さんたち。しかし、テキストなどに出てくる文には 動詞みたいなdoが もうひとつあることにきづきました。
「このdoは いったいなんだ?」
そこで
”日本語の意味と ひとつひとつ 対応させて あてはめていってごらん。そうすれば どんな意味をもつのかわかるんじゃないの?”とヒントを出しました。
”do ってどんな意味があるのかな?それとも ないのかな?”
「お手伝いをする、の「を」じゃないのかな?」
とAさん。
”あー、なるほど。日本語には 「お手伝いを」 「お母さんに」 、、という
「て に を は」(助詞)があるもんね。
ここだけのヒントだけどね(笑)、なんとね、英語には 「て に を は」(助詞)は 存在しないんだよ。”
これを聞いてお子さんたちはまたまた( ゚Д゚)( ゚Д゚)びっくり
「え~!!!!?????」
”かわりに 言葉の順序で意味を判断しているんだよ~”
だから 語順ってだいじなんだよ~”
なんと、語順の大切さ にまでふれることができるチャンスになって こちらの内心はにこにこ。
しかし、そろそろ集中が切れかかってきて難問が迷宮入りしそうなお子さんたちの様子を察して
”じつは、最初のdo には 特定の意味はない” というのが答えです”
「はア~?じゃあなんでつけるんだ???」
”最初のdo には意味はないけど 「疑問文を作る」「否定文を作る」という役割があるのです”
「え~? 動詞みたいな顔して、動詞じゃない、しかも意味もないなんで、詐欺師じゃん!!!」
”おお~。そうだね。ほんとにその通りだね。do(~する)という動詞そっくりの顔して do ではない、まるで詐欺師のようなヤツ、そう覚えておこう!”
このへんでレッスンはお開きになりました。
この学び合いで 次のような重要な気づきをえられました
・英文には必ずひとつ動詞がある
・一般動詞をつかった疑問文・否定文には 詐欺師のような do が入っている
・英文には日本語のような 「て に お は」がない
・英文は 単語の並び方で 意味を伝える
このクラスのお子さんたちは、「do は詐欺師」という驚きの発見をしました。
自分たちで命名してくれたので、これからは can, must, did 、、ほかの助動詞も「ほら、詐欺師の仲間だよ!」のひとことで、思い出すきっかけになることでしょう。
充実した 話し合い・まなびあいの貴重な時間でした♡
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