たとえば
Tim is just like his father. という文です。
「ティムは 彼のお父さんが好きです」と ウッカリ意味を当てはめてしまう経験は、誰にでもありますよね。
でも、このばあいのlikeは 「好きです」という動詞ではなく、まったくことなる
「~のような」を表す前置詞の役割をもっています。
正しくは
「ティムはまるで 彼のお父さんそっくりです」という意味になります。
こういう単語は 本当にややこしい。
そんなとき、お子さんにどうやって印象付けて覚えるように指導したらいいでしょう?
それには、辞書を活用したいものです。
まず、
この二つの単語は 別の人格をもつ双子のようなものなのです。
双子であっても 住む場所や 仕事や学校、趣味は別々ですよね。
同じように、顔はそっくりだけど、 全く違う単語だよ~!
では、本当に 双子かどうかを 辞書でたしかめてみよう!
と、できれば紙の辞書を手渡して、実際にこの単語を引いてもらいましょう。
詳しい辞書なら、見出しが別々(全く別の単語として扱われている)であることに、気づけます。
ついでに 例文を読んであげて、日本語訳もよんであげると、
「うそじゃないんだ、ほんとうに 別の単語なんだ!」ということが
ハッキリとわかり、印象に残りやすくなります。
昨日は
present という単語をみて「贈り物」という知識を当てはめたおこさんがいました。
カタカナにもなっているし、こりゃ、カンタン!プレゼント と自信をもって意味をとらえていました。
ところが、よく見ると
...better future than the preset .
という英文として使われています。
早速辞書を もちだし、引いてもらいました。
驚愕の表情!!!
まさか~!
「現在の」(ケイヨウシ) → 「現在、今」(名詞)
という意味があることを、辞書によって知ったわけです。
こういう思い込み危険!の単語は
英語は多く、初心者泣かせですよね。
なんとなく、変だな? と英語を読んでいて感じたら、
紙の辞書を(めんどうだよね、わかる。でもこういうときは、紙)
ひいてみて。
いっしょに 明日もがんばろう!!!
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