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執筆者の写真hoppeta

「時制の一致」がわからないときのイメ―ジは「白黒映画」

中学生の英語が進むにつれ、主文の中に組み込まれた 「that で始まるもう一つの文」。がでてきます。

こんな文です。


He told me that his mother would see a doctor.

彼は 自分の母親が医者に行く予定だ、と私に告げた。


もともと、2文を 合体させたものです。


①He told me so.

②”My mother will see a doctor.”


この②を①のなかに組み込むとき、

主語をハッキリ相手に具体的に示すことが 必要になります。

そこで ②のセリフでは「僕の母が」=my motherになっていたのを

話し相手にわかりやすいかたちにかえて

「彼の母」=his mother


2つ目のポイントは(ココをまちがえると 正しくない文になる!)


②を①に組み込むとき、

主文①の動詞が「過去形」=told になっていることに注目!!

この文全体は 過去の話なのです。


映画でいうと、白黒の映画。過去の映像です。


主文①が過去なら 組み込まれた②も同じ過去の白黒の映像で映し出されないと変です。


もし、

×He told me that his mother will see a doctor.

と言ったら、白黒の映像のなかにまるで 突然現在のカラー映像が 映し出されてしまったような、違和感があるのです。


とにかく文が過去形で始まっているのだから、白黒映画。

その中でどんなセリフが出てきても、過去形で統一して白黒の映像におさめましょう。


will にも過去形があります。

would です。


これがわかれば、

〇He told me that his mother would see a doctor.


という文が正しく意味をつたえる仕上がりになっていることが納得できますね。


「時制の一致」などという 難しい用語を使って説明するのではなく、

「(過去の)白黒映画にしましょう!」

これで、解決!


















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