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執筆者の写真hoppeta

アルファベット文字がうまく書けないとき:指先を使おう

更新日:2021年7月10日



でも、手のひらから 筆記具までは どういうふうに段階をへればいいのかな?

と疑問に思われたと思います。


私の教室では 手のひらの次は指先をつかって運筆を「指の触覚」で覚えます。NHKの「ヒューマニエンス」という番組のなかで 

人の指先には「指紋」があり、無数にある指紋の凸凹に(はっきりとは覚えていませんが)物の質感をとらえるための非常に高度な「センサー」としての役割がある、ということを言っていました。


ただのすべり止めではなかったんです!

スーパーのレジ袋を開けるためや、パッケージの口を開けるためだけに 指紋がついているわけじゃないんですよ!(当たり前か。。笑)


指先の指紋は非常に精密なセンサーなんです。このセンサーを使って文字の運筆の流れをたどれば 摩擦や指紋が微妙に感じる圧の変化、皮膚がこすれていく方向 などが 指先からインプットされるわけです。


指先からの信号を生かすなら、凸凹のある文字型を使って指でたどる方法がおすすめ。 指が自然に型どおりにするすると動いてくれます。


ラメ入りのグルーを絞り出してカードの上に文字を書いたものです。

1日乾燥すれば 翌日には使えます!










こんな風にして作ります。











                                                                                                  へっこみをつけたカードを作るのは少々手間がかかりますが、できると感動しますよ。

厚めの画用紙を 2枚同じ大きさにカードのように切ります。

1枚を カッターで文字の形に切り抜き もう一枚のカードの上に 糊やボンドで貼り付けます。乾燥すれば出来上がり。



下のカードの色を

母音なら赤色 子音なら緑色 のように決めて作るとあとで使いやすいです。









凸凹の文字型がない場合は タッパーに塩を均等に敷き詰めて その塩をかき分けるように(ちょうど砂浜で木の棒で文字を書く要領です)指で文字を書く方法があります。

これも 指先が塩を押し出しながら文字を書く感覚が とてもよく脳に伝わるといわれています。しかも、間違えても塩を手できれいに敷き詰めなおせば 何度でも練習できます。


お塩ならどのご家庭の台所にありますし、タッパーやお皿、スーパーのトレイなど広く浅い入れ物があれば何でも使えます。


もちろんこの夏 浜辺で指をつかって砂浜に文字を書くロマンチック?なシチュエーションで試してみるのもとってもいいですね!




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