教室にきているおこさんのお母様とおはなしのなかから、「これは、良いアイデア!」
と学ばせてもらうことがたくさんあります。その一つをご紹介。
文字に苦手さを感じているおこさんが、しらずしらずに文字を見ることをさけ、本や教科書を読みたがらないことは よくあります。
文字を見なくなるので 文字形を覚えたり 対応する音を覚えたり というチャンスがますます減る、という悩ましい状態がつづくわけです。年齢があがると「読んで覚える難しい熟語」を目にする機会がないので、語彙もなかなか伸びない、というジレンマがうまれがちです。
あるご家庭では、おじいちゃんおばあちゃんのために テレビの字幕を表示させてみることが当たりになっていました。 このお家で育ったお子さんは、いつも「文字」が画面に映し出されているのが普通、という環境です。 バラエティーから ニュースまで あらゆるコトバが文字化され、(ちょっと時間差はあるのですが)音と文字の対応を 楽しみながら自分で学んでしまったそうです。
特別な「文字を学びましょう」という時間をつくらなくても テレビという媒体をつかって目に文字をふれさせる環境をつくることができる!
しかも、安い!カンタン!すぐできる!
英語の読み書きに苦手さを感じているお子さんは、かな文字、カナ文字、漢字 の読み書きにも苦労していることが多いそうです。もともと 「音声と文字」の対応ルールを覚え、応用する という表記法の仕組みが根底でつながっているからでしょう。
もし、日本語の読み書きにも 苦手さをかんじていたら 「テレビ with 字幕」を試してみてください!
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