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執筆者の写真hoppeta

文字を使った音節の数えかた

更新日:2020年3月23日

小学校で英語活動など体を使って音を楽しむ活動では、文字を使わなくても思う存分にリズムを取りながら母音を感じる活動を楽しめます。母音の数が音節の数になるので、母音を数えれば その単語を構成している音節がいくつあるのか、を知ることができました。


でも、中学校の教科書を音読するとき 音節に区切るために いちいち声に出して

「1ビリ、2ビリ、、」と確かめるのは時間もないですし、周りの目も気になりますね。

こんなときは「書いてある文字」から音節を数えることができます。


*すべての母音の「音と文字」のセットを 覚えていることが条件です。

 (文字を見て、「これが母音だ」とピンとくる状態のこと)

*子音・母音・子音 など1音節を スムーズにつなげて読むデコーデイングの練習を

 同時にしていれば、この音節分けによって、長い単語を読めるようになります。


2音節の単語の場合なら 

① 初めの母音に〇をつけます。2個目の母音に〇をつけます。

 (ここでは〇の代わりに 文字の色を赤くしてあります)


② 左から文字をよみはじめます。

  〇 2個目の母音の前に2個子音が並んでいたら「子音/子音」のように真ん中で区切る

  〇 2個目の母音の前に 1個子音があったら その子音の前で/をひく




pen/ cil sis/ter noi/zy Sa/tur/day


3音節以上のものも、この繰り返しで / を引いていきます。


「/」 で区切ることができたら、 音のまとまりが一目でわかるようになりますね。

焦らず 1音節ごとに、音をつなげて発話していけば、長い単語もきちんと読めるようになります。


同様に、音のまとまりが 「いくつ」並んでいるかを数えられるようになるので、比較級・最上級をつくるための 判断ができるようになります。


2音節までなら、語尾変化させるタイプ。

3音節以上あるなら、直前に more most をつけるタイプ。


このようにして、「文字から音節の数を数える」ことができます!

地味な作業ですし、ある程度練習をしていないと すぐに「/」を引くのは難しいかもしれません。でも 練習をするだけの価値は必ずあります。


「どんなに長い単語でも、区切れば読める!」という自信をつけることができます。


まずは 教科書の初めの方に出てくる基礎的な単語などから、区切る練習をしてみてくださいね。


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