動詞の語尾にsかesをつける、という法則が英語にはありますね。
主語が3人称の場合だけその法則が適用されます。。SheとかHeとかItとかが主語になって
いるときは必ず動詞にsかesをつけなければなりません。
ご注意!sやesに「意味」はありませんよ。動詞にsやesを付けたからといって意味が変わることは無いので、安心してください。
むしろ、気を付けるべきなのは、「読みあげるときの発音」です。
その①
見かけはesでも 発音では/e/は 全く無視して読むときがあります!
*わかりやすくするため、発音をカタカナ表記でかいてあります
like 「ライク」→likes 「ライクス」
write「ライト」→writes 「ライツ」
vote「ヴォウト」→votes 「ヴォウツ」
ride「ライド」→rides 「ライヅ」
よくみると もともとの動詞の原形のなかに、音の無いeがついているときに英語の単語では「最後についているeは絶対読まない」んですよ。
基本の音に/e/がなかったわけですから、語尾にsがついたとしてもeの音は復活しないのです。
3人称単数のsをつける時は もとの動詞語尾にあった"読まないe"は読まない!
この法則をしらないと、どんな困ったことが起きるかというと、
困りごと①
sつきの動詞の発音を「ライケス」「ライテス」「ヴォウテス」「ライデス」のように間違えて記憶してしまい、リスニングで聞こえてきた「正しい発音」を"聞いたことがない単語”と判断し、意味をキャッチできなくなってしまいます。
困りごと②
文を読んでいるときに(頭の中で必ず音を鳴らして読みます)元の動詞(例:like)の音をとらえられず、likes 「ライケス」のように異なる音を再現してしまう。
その結果、やはり意味がわからないということになります。
中学一年で「動詞に付けるs」を学んでいるみなさん。
文字をただしくスペルするだけでなく、音も正しく読めているかを 確かめてくださいね!
なぜなら、コトバは「音」からはじまったのですから。
文字をみたときに「正しい音」を認識できることが英文を理解するために絶対大切なのです。
ただし!次の場合は注意~!
その②
原形の動詞が
watch 「ウォッチ」→watches 「ウォッチィズ」
wash 「ウォッシュ」→washes「ウォッシュィズ」
miss 「ミス」→misses「ミッスィズ」
fix 「フィックス」→fixes「フィックスィズ」
のようにs ch sh x で終わっている単語だけはスペル通りes「イズ」と発音するesを付けます。
語尾の見かけは 両方とも”es” そっくりなのに~?
そうなんです( ;∀;)
英語の表面上の「見かけ」にダマされないで!
もともとの原形のスペルをしっかり書けるようにしておくこと
原形の発音をしっかり覚えておくこと
これさえクリア―しておけば、同じ語尾の形「es」で終わる単語をみたとき、
その①なのか その②なのか 判別できるようになりますよ。
頑張ってね!
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