レッスンがすすみ、アルファベットの音を出せる文字が増えてきた。 じゃあ次回のレッスンからはさっそく単語を読んでみよう
という気持ちに指導者はなりがちですが、ちょっとまった!
どんなに学習が進んでいても、レッスンの冒頭には 「安心して文字の音を思い出す」ためのウォームアップ活動をしましょう。
なかなか音の定着が進まないお子さんならなおさら、毎回毎回 もう知っている文字音も含めて 全文字をみせながら、運筆も含めて丁寧にリピートします。
おこさんは体調や集中度合いによって、”思い出しムラ”があるのがふつう。
先週はすぐ音を思い出せたのに、今週は「あれ?こういう音だっけ?」と不思議な顔をしていることは、よくあります。
何度も復習してきた文字音でも 「なんだっけ?」って初めて見る表情をしていることもあります。
形だけでは思い出せなくて、ジェスチャーをやってみせると思い出せる日もあるし、音を導入した絵本の絵をみて思い出すこともあります。
どんな方法でもいいので、ヒントをあげて「自分から思い出す」時間をあげてください。
そのあとで、すばやく音を出すフラッシュカードとか、文字形をみて空中に書く活動、音だけをきいて文字を指さす活動、何も見ずに音だけをきいて文字にする聴写活動などに取り組みます。難易度の高い活動は、1レッスンの中でじょじょに段階を踏んで取り組ませてあげてください。
時間がないからといって、ウオームアップを飛ばして 本活動にはいってしまったレッスンは必ずお子さんがつまづきます。
こういう小さなつまづきでも つみかさなるとお子さんに自信を失わせることになりかねないのです。。指導者はもちろん、保護者のかたもご自宅で復習してみようというときには、音の復習をするウォームアップ時間をたっぷりとって そのあとで 読みの活動や書く活動へ入ってくださいね。
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