英語が得意な先生、お父様、お母様へ。
「これは肯定文だよね? 否定文をつくるんだよ!」
「疑問文に必要なものはなに?」
。。。など、ふつうにつかっている言葉。この言葉は 小学校から中学校へ上がったばかりのお子さんには ほとんどなじみがありません。
教室で 当然のように先生が使っている最中に あたまのなかが???でいっぱい。
こういうお子さんは、珍しくはないのです。
先生の説明の最中に「肯定文ってなんですか?」とたずねる勇気のあるおこさんは いるとおもえません。 (私が小中学校のころは 無理でした~)
いきなり文法用語をつかうのは、NG!!
もっというなら 小学生の間はもちろん、中学に入って英語を本格的に習い始めたばかりのころは、文法用語をつかう必要はなく、
「~です」という文
「~ではありません」という文
「~ですか?」という文
で指示をすれば十分です。
ただし、参考書を見て勉強するガッツのあるお子さんが家で勉強するときや、
学校などで 教科書の「文法」のページを参照させたい、と思ったときは、
肯定文、否定文、疑問文 という用語がバンバン出てきちゃいます。
そこで、きちんと用語の意味を ひとつづつ説明してあげましょう。
漢字とふりがなも必ずそえて、声に出して一緒にとなえてみます。
「~です」という文 =肯定文(こうていぶん)
「~ではありません」という文=否定文(ひていぶん)
「~ですか?」という文 =疑問文(ぎもんぶん)
・おまけ・
肯定文を(ずいていぶん)と読むのだと勘違いしていた中学生のお子さんがいました。
ずいていぶん、と思っていたお子さんが 教室で先生が「肯定文(こうていぶん)」というコトバを聞いても 「なんだろ?」と、ピンときませんよね。一瞬 頭の中が空白になって
理解が停止してしまいます。
だから、必ず ”ふりがな”をふってあげてください!
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