30音ほど学びおわった中学生に教えていたとき、あることにきづきました。
「o oa al or .... これは間違いやすい母音で、発音の違いがまだあやふや、しっかり復習しよう」と。
そこまでは良かった。
そのあとのやり方がまずかった~。
4つの母音文字カードを 見せながら 4音の復習をまずリピートしました。。
とくに or と oa の発音の違いが 難しそう。
何となくあっているときもあるけれど、 自信をもって発音しているのではなさそう。
そうだ!はっきり音を区別できているかどうかを 確認するために 母音の音だけを聞いてもらい、正しい母音カードを取って見せてもらおう。
ところが。。。ん~。あっているときもあるし、間違った文字を選んでしまうこともある。
音の認識もできていない可能性があるのですね。。。。
さて、みなさんならどうする?
ここで私は 母音だけカードではなく、母音の含まれている単語カードをみせて
「語」のなかで母音が読めているかどうかを 試してみました。
知っている単語の中に入っていれば、母音の違いを「音の記憶」から認識できるのでは?
と思ったのです。
結果的には、このやり方は お子さんの負荷をさらに増してしまうことになり 発音の違いが明確になるどころか むしろ混乱させてしまうことに。(涙~)(反省)。。。
反省点
〇 純粋に「音」そのものの認識ができているかを確認すべきでした。 口の開け方や 唇の形、ヒントになる絵や語呂などを用いて、導入時につかったヒントを総動員して お子さんに確認すべきでした。
〇 「音」の確認がきちんとできたうえで「文字」を見せ、「音」と「文字」を再度結び付ける作業が必要でした。
〇 4音を一度に復習するのではなく、2音ずつ対比して 復習するべきでした。
〇 とくに、 単純な「短」母音で ほかの母音とはかなり性質の異なるo の音が ぼんやり長くのばされていたことを 重要視して、基礎の基礎 「短」母音の復習からすべきでした。
難しい母音。復習も一歩一歩、とても丁寧に。
むずかしいときはあせらず、ゼロからもう一度やりましょう。
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