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執筆者の写真hoppeta

英語をよむときは「左から読む」のが当たり前、に子供は気づいていないかも。

ご家庭や教室で英語絵本の読み聞かせをしているうちに、お子さんは「文字は左から右へ書き、読み進めるときも同じく左から右へ読み進む」ということに 自然に気づく。

・・・わたしも このように思っていました。


なぜそのように思ったのかというと、、


・読み手の目線のうごきを観察すれば 左→右へ 視線が動くことに気づくはず。

・読み手が単語を指しながら読むとき、左→右へ 読み手の指が動くことに気づくはず。

・cardに書いてある単語を 子どもと一緒に読むとき、左→右へ 音ボタン(文字)をお さえながら読んでいることに気づくはず。


しかし実際は自然に気づくお子さんもいますが、「言葉で明示的に言わないと気づかない」お子さんもいるのです。

そのことに指導者はきづいているでしょうか。


あるひのグループレッスンのなかで、「英語は右、左、どっちから文字を読む?」と問いかけたとき、「右から!」と元気よく答えたお子さん。


「そうだっけ?みんなで音つなげしてみよう」と

黒板上で単語をかき、左から順番に音を出してつなげ、再度確認しました。

そのお子さんも何度も音をつなげる練習はしているのですが、まさか「必ずいつも左から」読む、というルールがあるとは思っていなかったのかもしれませんね。


またある日のレッスンのなかで、ごく簡単な絵本の文をCDと一緒に読みました。

音が鳴ると同時に 銀色の色鉛筆で”アンダーライン”を引いて どこを読んでいるのか意識してもらうためです。


あるお子さんは 右斜め上に絵本をかたむけて置き、右にある文末から左下にある文頭へ向かって一気に線を引いていました。(最初の子と同じお子さんです)


「一緒に線を引きながら読もう」ではそのお子さんには伝わらなかったのでしょう。

「音が鳴っている順番に注意しながら、鳴っている文字に線をのばしながら 読もう」というべきでした。


そのうえで、「左から右かな?それとも 右から左?」と言葉で確認する。

黒板にも明示的に「音は左から→右へ つなげてよむ」と 書いておく。


このくらい明示的に確認する必要があることを、このお子さんは教えてくれました。





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