9月になり 以前から主宰している英語教室が久しぶりに再開しました。
小学高学年のレッスンでは ctp絵本(アメリカの子供向け出版社が出していて、日本ではCD付きで読める絵本です)を今日から学び始めました。
絵本のテーマは理科。「We can eat the plants」「植物のいろいろな部分を 私たちは食べている」ということに英語で気づかせる絵本です。
そこでお子さんに身近な食材ーサツマイモ(roots) アスパラガス(stems)
レタス(leaves)ブロッコリー(flowers) キャベツ(leaves) ナス(fruit) お米(seeds)
を厚紙で作って 黒板にひとつづつ貼っていきました。
We can eat the fruit. といいながら、ナスを貼り付けたら 子供たちは "No! No!"。
「ナスは”野菜”だよ、フルーツじゃないよ!」また先生は間違えてる~!と言わんばかりに自信満々で首を振っています。
。。。いやいや、そこは 気づいて。そりゃ、たまにはわざと間違えるふりをして 気づきを促す、高度なワザ?を使うこともあるけれど。。
。。。今日のは真面目にやってますのよ。”野菜”とよんでいるナス、カボチャ、インゲンなんかも じつは植物の「果実=fruit」の部分なんだよ~ と私は心の中でさけぶわけです。
Pumpkin, green beans, watermelon, egg plant, green pepper,,, they are all "fruit"!
ときっぱり言い切りました。植物の育っていく過程で stem(茎)をたべることもあるし、leaves(葉)やfruit(果実)をたべることもある。と動作をつけて説明。
。。。ね、ね、だから食材として”野菜”として食べていても 植物としては”果実”なんだよ、とわかったかな?(ここが学びの核心よ~!!!)
と、一人のお子さんが
「じゃリンゴの 葉っぱの部分も fruitなの?」!!!???
。。。ええー??
どうしてこうなる???
ある特定の植物(リンゴ)全体まるごと fruitというカテゴリーに入るのか?
と勘違いしちゃってるのか。
それとも、
普段「葉っぱ」と思っていても、実は「fruit」ということもある、と
応用して考えようとしているのかも。。。
う~ん、「概念」をおしえるのってとても難しい。。
来週は植物のポスターを持参して ひとつの植物のなかにたくさんの「パーツ」の部分があること、そのパーツ(fruit) をたべていることを、
目で見てわかりやすく説明しよう、と心に決めた一日でした。
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