母音について
そう、音の勉強で一番むずかしいのは「母音」。なにしろ母音がなければ言葉が作れないので どうしても マスターしたい音ですね。
なのに、どうしてこんなに難しい???
音
そもそも、音の作り方が難しい。
a e i o u の音の差は 口の中の「体積」と「奥行」の差。
最後に「唇」で まるでダムの水門のように ”声の出かた” を調節します。
そうそう!あまり認識されていませんが、母音をつくるときは
「鼻の穴から声は出ません!」(これ大切なポイント!)
文字形
つぎに、文字の形がよく似ていて区別がつかない。
文字の線は1本か2本(i)。
線がすくなすぎて これといった特徴がない。
さらに!
1文字の母音には音が2つ
a e i o u には、読み方が「短母音」と「長母音」読み の2つずつある。
5×2音=10音を 読み分けなければなりません。
これにくわえて!
2文字・3文字の母音がたくさんある
母音の数が 文字の数よりもおおいので、仕方なく2文字を組み合わせて書くことにした母音が こんなに(10個)ある!
oi
al
ou
ar
or
air
ear
our
ir
u (短母音とは違う発音)
*注意! どんなに文字が多くても、(al も ear も)「1つの母音」です!
もう おなかいっぱい?? 気持ちはわかります!!!
でももう一言だけ。
最後に!
「親分」母音と つづりの異なる「子分」母音がある
アルファベットには漢字のように意味を表す表意文字がありませんよね。
日本語なら 「橋」「端」「箸」 のように 発音は同じだけれど異なる意味を表す漢字で書き分けることができます。
ならば、どうするか?
「同じ発音なのに ちがう単語」を書くために生み出した 苦肉の策?(かどうかはしらないけれど。。。)
それが、つづりの異なる「子分」母音です。
oi =oy
al =au=aw=ough=augh
ou =ow
ar
or
air
ear
our
ir =er=ur=ure=ear
u =oul=oo
ai =ay=eigh=ea
ie =igh
ue =ui=ew=oo=eau=ou
oa =oe=ow=ou
ee =ea=ey=ie=ei
子分がたくさんいて、人気のある2文字の親分母音は
"al" や "ue " や "ee" でしょうかね~ (笑)
rで終わる母音の中では
"ir" が一番人気。(本当はもっと子分がいる)
ちなみに、最初に書いた a e i o u の短母音にも 子分はいて
よく見る単語にも 結構います。。。
a=au (例:aunt)
e =ea (例:head) =ai (例:said)
i =y (例:sunny)
0 =a (例:father)
u =ou(例:touch) =o (例:son)
ふう~!!!!
しつこいようですが、この母音たちはすべて「一つの母音」です。
以上、いつかまとめてみたいと思っていた、母音について、でした。
皆様の理解をすこしでも 深めることができれば うれしいです♡
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