2週間まえになると 学校から試験範囲が発表されることが多いですね。
学習範囲と同時に「勉強の仕方・準備の仕方」も発表されますが、その文章を改めて読んでみました。
「英語の読み書きが苦手」で苦労している子供がどのようにテスト勉強に取り組んだらよいのか、という視点が何も入っていないことに 愕然とします。
例えば。
1.教科書の文を何度も音読しよう
→(音読が一人でできない場合は? 一度よむだけで疲れ切ってしまう場合は?)
2.教科書に出てきた単語や熟語を (何も見ずに)書けるようになろう
→(文字が思い出しにくい場合は? 何度書いても記憶に残らない場合は?)
3.音読しながら、意味をきちんと確認しましょう
→(じぶんで正しく音読できない場合は、意味が理解できないことがあるけれど?)
→(素早く音読できないから 文のつながりや意味が 記憶から消滅してしまうけれど?)
教科の評価や予習・復習では。
1.ノートに何度も単語を書いて覚えよう
→(書き写すことに通常の何倍の時間を費やすのに、同じ量を書かなければいけないの?)
→(睡眠時間を削ってまで?)
→(書き写しても覚えられなにのに、何のために書くの? なんか罰ゲーム???)
2.ワークブックの問題をよく読んで答えを書き込もう
→(問題文がひとりでは読めない場合は?)
→(回答欄が 小さすぎて 文字がはいらない場合は?)
→(口頭では答えを言えるけれど、文字にできない場合は?)
→(レイアウトが複雑すぎて 何をどこに書けばいいのか わからない場合は?)
3.習った表現を使って 自分のことを英語で書けるように、何度も書く練習をしよう
→(だから、書くこと以外の勉強方法をおしえて!!!って!)
ムキー!!!
。。。失礼しました。
つくづく、学校での教科学習は「読み書き」という手段に極端に偏っているんだなあ、と
改めて痛感させられたこの1週間です。
次回は、このたくさんの疑問 に一つ一つ答えて 読書きが苦手な場合の英語学習法について考えてみたいと思っています。
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