普段はJolly Phonicsという教材を使って 英語の音と文字を学んでいます。
イギリスの文化が見られて 異文化を理解できる絵本の教材としても 楽しいものです。
「日本では何を使ってる? この絵本では何を使ってる? へーおもしろい、違うんだね!!」
この楽しさは この教材の魅力の一つです。
それとは別の ある気づきがレッスン中にありました。
chの音を紹介したとき。
蒸気機関車の音だね、ch ch ch ch...と言いながら、車輪を両腕で作って回し 走っている様子をアクションで表したときです。
小学生のお子さんが
「機関車って? ああ、機関車トーマスみたいなもの? あれが走るときは シュ シュ ポッポじゃないの?」と言ってくれました。
そうそう、日本のオノマトペでは機関車の走る様子を「シュシュ ポッポ」 といいます!
「イギリスでは 機関車チューチュー という絵本があるんだよ。機関車はチュッチュー!って表現するんだよ」
といったら、参加者が大爆笑! 「チュッチュだって!!」
まるで キスしているみたい、というわけです。
なに~!!??
少し前には あのEXILEが Choo Choo Train という歌を歌って大人気だったというのに!?
あ、少し前、じゃない
?
小学生ですものね。。。ダンスでもやっていない限り、そんな歌は知らないのが普通か。。
(わあ。月日があっという間にすぎていく!)
では
日本語圏で育った子供たちは chの音をどういうヒントで思い出したらいい?
スズメの鳴き声 チュン チュン。
時計の秒針が進む音 チ、チ、チ、チ
おじいさんの大時計の チクタク、チクタク
それとも
「あ~、惜しかったなあ、 チックショー!」
私は最後の
「チックショーー!」をヒントにしています!
手の指をパチッと鳴らす動作をつけて せーの、「チックショーー!」
悔しければ悔しいほど、chの英語の音に 近づきます。
こんな感じで、日本のこどもたちに寄り添ったヒントを考えることも大切なんだな。
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