きおく・・
最近、自分の高校時代の同窓会がzoom上で開催されました。同窓会ではそれぞれの近況報告のあとで 昔の思い出で話が盛り上がりますね!
誰もが覚えている、合唱祭や体育祭などの学校全体のイベントのお話も出てくるのは当然として、もっとささいなこと、クラスメートの日常的なクセとか、風貌とか、話し方とか、へんなエピソードも「思い出」として何十年もあとまで語り継がれてしまうわけです💦
卒業後何十年もたったいまでは 全員で爆笑したりするわけですが、その中でも不思議な「記憶のかたより」が自分にあることを発見しました。
誰もがしってる「そうだったよね~」というエピソードを 自分は覚えていないことが頻繁にある気がしています。
学校に通うのはたのしかったし、クラス内で起きた面白いことはだいたい共有していたはずなのですが、なぜか記憶に残っていない!!!
今さら 「なんだっけ?」って 画面でわらっているクラスメートには聞きづらく、
「覚えていないんだけど💦」と苦笑いすることが多々ありました。
できるなら高校生だった自分に問いかけたい!!!「なんで覚えていないの?私?」。。
一方で クラス替えのとき だれが何組から移ってきたのか、という氏名から人数うまで鮮明に覚えている凄い記憶力の持ち主もいて、もう驚愕しました。
人間の記憶はほんとうに人それぞれで個性的。だれかの記憶だけが正しくて 誰かが覚えていないのは変だ、ということはないんだとつくづく思いました。
いま小学校や中学校、高校などで学んでいるお子さんたちは まさにこの「学生生活」の真っ只中ですよね。初めて見聞きする学習内容が どのようにして「記憶」となって頭にはいるのか、あるいは入らないのか、ひとりひとり全然異なるはず。
一度説明しただけで、「はい、やりましたよね?覚えていますね?」と「身についたことにして」進んでしまうような教え方では こどもたちの記憶の個性を無視している気がしてなりません。
以上、同窓会からなんとなく考えた「ひとの記憶の不思議」のおはなしでした。
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