最後が g dで終わっているコトバ、日本語話者には k tと聞こえちゃう?
- hoppeta
- 1 日前
- 読了時間: 2分
英語の文字には それぞれ担当する音があります。単語をよむときや文を読む時は 声に出しても出さなくても、書かれた文字が担当している音を 頭の中で鳴らしながら読んでいます。
この作業をデコーディングと呼びます。decodingです。codeは 記号のこと。文字は記号でしかありません。de とは、その記号を次々に「オン」に戻す= 変換する、ことで ヒトは意味のある言葉として認識できるのです。
先日のレッスンで マジックeのついた単語を読む練習として、次のような単語をカードに書いてみました。
kit (救急セット)→ 語尾に eを付け足すと kite(凧)
bet (賭ける) →同様に bete(英語の単語にはない、宇宙語)
got (手に入れた)同様に gote(英語の単語にはない、宇宙語)
最初に書いた3文字単語を お子さんがよみあげたとき、
kit →このまま きれいに発音していました(^▽^)/
ところが
bet→「ああ、ベットね、ぼくもベットに寝ているよ」
んん?
まず、betの発音を ベットのように 母音付きの語尾で読んでしまうのは 日本語のモーラ単位の影響を受けているから よくある間違いですね。しかし、ここでは
それだけではなく、日本人になじみのカタカナ語「ベッド」を連想してしまう。
日本語で書くときには「ベッド」と書いているけれど、じつはほとんどの人が「ベット」と呼んでいるのではないでしょうか。
するとbetを見たとき=「ベット」=寝るもの
という連想がされてしまいます。。。なんという複雑な間違い方!
got→「ああ!神様のことね。」
んんん?
これは、どこかで聞いた英語の神様=godを gotと聞き間違えて覚えてしまったことに起因していると思います。 bedと同じように god もdの音で終わる単語です。どちらも日本語話者には語尾のdはt音として処理されてしまっていますね。。。。
有声子音である、d,b,g は語尾で発音するのは 日本語を母語にしている人には大変難しいからだと、考えられます。
どうしても do(ど)やbu (ぶ)gu(ぐ)のように 必要ない母音をつけて発音してしまいます。
逆に、英語のd b g を聞いたときは母音が直後に聞こえないことから 無声子音の t p k の音と勘違いしてしまうのでしょう。
鬼門なんでしょうか?
・・・鬼門っぽいですね。
語尾の子音、でてきたら、気を付けて1
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