英語には同じ音をもつ文字が 複数あることが多いです。
それが英語学習者を常に悩ませます。
日本語のように、ほぼ 1文字は1音だけしか担当しない、という文字体系であれば、どんなに楽か!音を知っていれば少なくとも カナ・かな 文字で書けてしまうのですからね。
現実もんだいとして、たとえば 女の子 「ガール」を書こうとします。
音を思い浮かべ → 音の数に分け → 3音 → それぞれ文字をあてはめます
g + ir ? ur? er? + l
このように 正しくかけるまであと一歩!というところで、手が止まってしまうこと、ありませんか?
ココなんですよね。テストの得点でシビアに評価されて 減点されてしまう部分はココ。
ちなみに、女の子 の正しいスペルは girl です。gurlはダメ、gerlもダメ。どうしてもgirlでないと「正しく書ける」という評価をしてもらえないのです。
では、
暗記せずに(そもそも暗記ができないから 苦しいのですし~( ;∀;))どうやって 正しいirにたどり着くことができるのでしょうか。
まず、お得情報から。
①erを使うのは、「単語の最後」が多い
winter summer mother father teacher など
語尾で「あー」のスペルを迷ったら、とりあえず、erを書こう! 8割くらいの確率で合ってます
②ir かurを使うのは、「単語の真ん中」が多い
子音と子音にはさまれた、サンドイッチの中身 として irやurがつかわれる
girl bird third dirty など
surf nurse hurt Thursday など
真ん中で「あー」のスペルを迷ったら、irかurの2者択一 つまり 5割の確率で合う!
でも、↑ここ!このirかurの使い分けが 難しいのです!
昨日、中学生のレッスンで irとurと 「どちらの文字の方が書けなさそう?」と尋ねたところ、全員が「urです」とちからいっぱい答えていました!(苦笑い)
そこで「書けなさそうなurを使う単語だけを集めて、物語を作って覚える」作業をしました。
その方法は 昨日の投稿と同じ。
①ur を使って書く単語だけを集める。
②その単語を組み合わせて お話を考える
③お話の絵を描く / 頭で想像する
④何回も 絵を見ながら / 頭でイメージを思い出しながら お話を唱える
⑤絵を見ないでも唱えられるようになるまで イメージで 練習する
⑥ストーリーが唱えられるようになったら、自分ひとりで書けるかどうか、試してみる
⑦もちろん、はじめは いろいろ間違えてしまうが、だんだんと一人で書けるようになる!
このように、片方「ur」を使って書く単語だけを頭にいれておけば、それ以外の単語はirと書けばいい。「真ん中の「あー」の音は urでなければ、irで書く」
こう考えれば、いちいち全部の単語のスペルを暗記する手間から解放されます。少なくとも暗記の量は 半分に減らせます。
でも、① ② ③って、めんどくさい作業だねえ。
それなら!
昨日一緒に考えた、ありえへんストーリーを公開しちゃいます!
「それは木曜日のこと。Thursday.
サーフィンsurfに行って 左右にターンturnを繰り返していたら 怪我して「痛!hurt」
そこへ 毛皮furをきた看護師さんnurseが来てくれて(なんと)怪我した部分を火であぶるburn荒療治!(ひえ~!) それから紫色purpleのお財布purseを出して 急いでhurry カレーcurryとハンバーガー hamburgerを買ってくれました。めでたし、めでたし
(なのか?!)」
如何ですか?一部を絵にしたワークシートを公開しちゃいますね。
みなさんの方が、もっと面白いストーリーがつくれるかもしれませんね!
あり得ないようなお話のほうが、覚えていられるのでぜひお話を作ってみてください。
Good luck!
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