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執筆者の写真hoppeta

英語の文字 bとd pとqの混乱

更新日:2023年4月21日

bdpq


半年ほど一緒に勉強してきたある生徒Tさんが、どうしてもbとdだけは逆の音を言ってしまうのを不思議に思っていました。時にはpをみてbの発音をすることもあります。

「落ち着いて イメージを思い浮かべてごらん。英語は左から右へ書き進める文字だね。

bは

まず左から棒を書くでしょ(ちょうど野球のバットのようだね)

それから右に〇を書く(ちょうど野球のボールのようだね)

だから l〇 ほら、b この形は 野球=baseballのb .

音は「b」!


と、こんな感じでゆっくりとイメージを思い出してもらえば 正しい文字bに行きつくはず、でした。


ところが。

・・反省しました。

・・なぜか。

Tさんは 右と左の方向が よくわからないという事実がありました。

→左から書くと聞いても、わからなかったわけです。

お箸やはさみはどちらの手で持つのかを尋ねたところ、「こっち」と右の手をあげてくれた

→「こっち」はわかるけれど それが右ということが自分ではわからないようでした。

それが右だね! じゃあ、心臓がある方はどっちかな?とたずねました。

→「こっちかな。右」と右側の胸をゆびで指しました。

心臓の位置もすぐにはわかりづらいようでした。


そうなると、左右というコトバは文字の形を思い出す補助にはなりません。

英語はいつも左側からかくよね。と繰り返していましたが、その意味も良くはわかっていないままだったようです。


さらに話を聞いていくと、Tさんはいつも「上空から見下ろす図」を思い浮かべている、ということを話してくれました。

ええ?そうだったの???

そうかー、そこには気づかなかった=。反省、反省、ものすごーく反省。


私はいつも、生徒とは向かい合わせに立ち、「(生徒から見て)左側にバットを構えて、、ボールが来たよ!打つよ!バットがボールに当たるよー」と ちょうど横から見てbの文字にみえるように イメージを伝えていました。


でも、「それは地上にたつ人の 水平線のほうこうからみる目線だよ」とははっきりと伝えていなかったのです。


そうだったのかあ。

まるで鳥のような目線で 「バットとボール」を眺めていたんだね!!

鳥が空中をぐるぐる旋回するたびに バットとボールの位置は bにみえたりdにみえたり、pにみえたりqに見えたり、するわけだね!


超~納得!

そして

超~反省!


これから一緒に どうやって正しい形を思い浮かべられるかを T君と一緒に考えます。













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