まず最初に 子音hの特殊能力について ふれておきましょう。
子音hはほかの子音(たとえば、c s t g p)と合体して新しい音を生み出す特殊な能力の持ち主です。
早速 くみあわせてみよう。
c+h= ch たとえば chiken にわとり
s+h=sh たとえば show 見せる
t+h=th(無声子音と 有声子音の 2種類の発音をあらわす) thin 薄い that それ
g+h=gh (音がない”お化け”、fの音をあらわす、gの音だけでhは音がない の3種類)
たとえば sigh laugh ghost
そして最後は
p+h=ph(fの音を表す)たとえば photo 写真
さて、今日の本題は fの音が鳴っている単語では 書くときにf gh、phの3択になる。この使い分けについて おぼえちゃおう!というものです。
どんな時にghを書けばいいのか、これをよめば解決します!
中学校で習う範囲でf=ghになるのは、次の4つと覚えておいていいでしょう。
いずれも、最後のf音をghで書きます。
cough 咳をする
tough 強靭な タフな
enough 十分な
laugh (ゲラゲラと)笑う
よ~くみると、最後の3文字がすべておなじ ughで終わっていますね。
どうせだから、「これらの単語の最後は ugh」で終わると覚えてしまいましょう。
しかし、なぜgh と書いてfと読むんだ???
それには歴史的な発音の変遷がかかわっているようです。
昔のひとびとの英語の発音は 今の発音とは異なっていたそうです。
上記の4単語のghは 例えば ”g”に近い 「k」のように喉の奥をしめたまま息を出し続ける摩擦音だったらしいです。
あるいは ”h”に近い摩擦音だったとか。
そう思うと 「g]とか「h」とかの文字で書く書き方は昔の発音に忠実だった、ということも納得できますね。
長い年月をかけて 人々の発音は変化してfの音に代わったのに、もじの書き方は変化しないまま 残ってしまった、というわけ。
は~、だれかが 途中で気づいて「発音が変化したので、書き方もfに変えましょう!」と一言、いってくれていたら。。。。。
な~んて、いまさら願っても仕方ありませんよね。。。
むしろ、「昔の英語の発音って、へんなの~笑!」と楽しみながら f=ghを覚えてくださいね。
いつかこの「うんちく」を披露できるトキがくるかもしれないしね!
(こないかな????)
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