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執筆者の写真hoppeta

「ローマ字表記」は日本語だって知ってた?

ローマ字表記の方法を小学校の3年生のときに 国語科で習った皆さん。

みなさんが習ったのは 日本語を書き表すための第4の表記方法です。


日本で暮らし、日本の学校に行っている皆さんが 

ふだん声に出して聞いたり話したりする「日本語のことば」の音を

日本語では4つの方法で書き表すことができる、というわけです。



第1はひらがな

第2はカタカナ

第3は漢字

そして

第4が「ローマ字表記法」です。


わかりやすく、例文をかいてみましょう。


日本語「今日は暑い日ですね。」を第1~第4までのそれぞれの方法で書いてみますね。


第1「きょうはあついですね。」

第2「キョウハアツイデスネ。」

第3「今日 (は) 暑(いですね)。」

第4 Kyouwa atui desune.


第3は 漢字で書ける部分が少なかったですね。現代にほんごでは

 「~は」「~い」「ですね」のような音を表す漢字がないのです


第4は ローマ字表記法をマスターした小学生なら 読めるかな。

外国からきた人々にも読んでもらえると思いますよ。

この第4の表記法を習うと、ひらがな カタカナ 漢字がよめない書けない人でも

日本語の音を、メモ書きして覚えておくことができるし、観光客が ローマ字で書いてあるメニューを読み上げて自分で日本の料理を注文したりできるようになります。


では、日本語を普段から読み書きしている皆さんにとって ローマ字表記は必要なのかな?


はい!必要です。

学校のギガタブに日本語の文を入力するときに便利に使っているのが

「ローマ字」なんですよ。


どうして日本語の「ひらがな」を ギガタブに打つときはあまり使わないのか、考えたことある?

ひらがなを使って入力するには46個の文字がついている「キー(文字のついているボタン)」の場所を覚えなければなりません。慣れるまでは 目で探してキーの場所を確認するのがとにかく大変です。


一方、アルファベット文字は26個だけ。場所を覚えるのがちょっと楽なんです。あとは「ローマ字表記法」の仕組みをマスターすれば 日本語の入力も「アルファベット文字」26個を使ってできちゃう。


ここまでをまとめると、、、


・ローマ字表記は 日本語の表記法の名前である

ということがわかりましたか?


・ローマ字を使って日本語を書く(ここではギガタブ入力) というときは

=「アルファベット26文字を借りて 日本語の音に1つずつ変換しながら 日本語を書く」ということです。


たとえば。。。


「らっきょう」を書くには ra(ら) k(っ) kyo(きょ) u(う)=rakkyou

のように文字を当てはめます。


rakkyou


見かけは 英語とそっくりですよね。でもローマ字表記法のルールで読むと「らっきょう」という日本語を表すことがわかります。


もしも、「ローマ字表記法で書かれている」ことに気づかず、「英語」だと思って読むと


rakkyou


「ラックユー」の発音で読む人がいるかもしれません。そして全く意味がわからなくて混乱します。


見た目では おなじ「アルファベット文字26個」を使って表記しているので、英語が書いてある英文と 日本語が書いてある「ローマ字表記」どちらが書いてあるのか、混乱することがあるかもしれません。


どうやってみわけるんだ?


ほんとうにもっともな疑問です!


一見 区別がつきそう にない「英語の文」と「ローマ字表記してある日本語」。

区別するにはズバリ!

「声に出して読んでみる」

これしかない。


ローマ字表記だと思って声に出してみて、「変だなあ~日本語じゃないぞ」とおもったら、それは英語かもしれないよ。

アルファベット文字に、「英語の音」を1つ1つ当てはめて、つなげ読みをしてみてください。


そのためには


「英語の音」を48種類を知っておくこと、

英語の音をつなげて読む方法を練習してみること、

そのほかにたくさんある、読む時の特別なルール(フォニックスルール)を知っておくこと

そして、

暗記するしかない”レッドカード”の単語をおぼえること


という英語をよむための学びをぜひ 積極的に続けていってくださいね!

応援しています。
























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