発音にも書くにも苦労するsn, sm, sw
- hoppeta

- 11月26日
- 読了時間: 2分
日本語にはない、子音だけの連続音が 英語にはたくさんあります。
とくに語頭の sn sm sw は発音するのが ほかのsp st sk よりも難しいのです。
なぜなのか?
ずっと考えていたのですが、ひょっとして!!
スカスカ音(無声子音=喉がビリビリ震えない音)stpkが連続している
sp(無声+無声)
st(無声+無声)
sk(無声+無声)
の場合は、s~ と息だけを出しながら、唇や舌の位置をかえれば作れる音です。
のどの部分で音質を有声に変化させる必要はありませんね。
だから比較的 簡単に発音できるみたい。
ところが、次の連続子音はどうでしょう?発音してみてください。
sn(無声+有声)
sm(無声+有声)
sw(無声+有声) 出だしの s~ は息だけを出していたのに、直後にのどの部分を震わせる有声音 m n wを続けて出さなければなりません。
やってみるとわかりますが、
m
n
w
のほんの少し前に声が出始めています。
m と nでは 鼻から
wでは すぼめた唇から
声(のどが震える音)が直前からなり始めるのです。
これが日本語話者には 超難関!
たいていのお子さんは
sn→すん
sm→すむ
sw→口をすぼめられないので、wを無視して次の母音だけを発音( ゚Д゚)!
という音をだすことが多いのです。
私の教室では、
sn,sn,sn,,,,,
sm,sm,sm,,,,,,
sw,sw,sw,,,,,
と初めの連続子音だけを すばやく 発音する音読練習をします。
(英語らしいイントネーションにするには、腹筋をつかってn, m,w の音をお腹から力強くいってみましょう。)
うまくいったら
sn,sn, snap
sm,sm, smash
sw, sw, swam
のように、短い単語、できればカタカナの日本語にはない単語で発音してみてください。
簡単に見えて、じつは奥が深い!
上手に読めるようになったら、同じ単語を「耳だけで聞いて」文字に書き起こすことを
お勧めしたいです。
書くには「音=とくに1つ1つの音素」を聞き取るひつようがあります。
一生懸命耳を研ぎ澄ませてみて。
最初のおんは ス(su)ではなく、s
最初に書くのは sとなりますね。
ス(su)ナ(na)ップ(ppu)…✖ snap…〇
音を聞き取り、音の並びの通りに文字を当てはめること。
これができれば「英語を書くこと」ができるようになりますよ!





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