規則動詞か、不規則動詞か、活用を見聞きした瞬間に、どちらかすぐにスパッとわかるコツは
- hoppeta
- 1 日前
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小学生の英語教室では、
高学年になると動詞の過去形で書かれた絵本を読むことがあります。
せっかく出てきた動詞の過去形。
ちょうどよい動詞の過去形や活用の「入口」として楽しく踏み出したい!
「おめでとうございます!! 過去の国へようこそ!皆さんはこれまで いつもすることや、きまった習慣などのことを英語で話したり聞いたりしてきました。 なんと! これからは、昨日食べたおいしいお肉のことや、夏休みの旅行、もっとさかのぼって縄文時代や地球の誕生のことも、話せるようになるんです!」
なんだかとっても嬉しい気持ちになりませんか?
さて、いよいよ 2種類の動詞を紹介していきます。
5個~10個の動詞しか絵本では出て来なくても 動詞の変化を面白く紹介することはできます。
① 語尾が規則的に d やed の形に変化するものを 規則動詞
② まったく違った形や音に変化するものを 不規則動詞
。。。え?まさか、小学生にこんな風に説明したりしませんよ!
正しい説明です、だけど、ぜんぜんつまらない。まったく記憶にひっかからない。
右から左にツーと抜けることが確定しているような、解説です。
(受験直前で 学ぶモチベーションが130%の受験生にはいいかもしれませんが、、)
ここで、私は
「忍者カード」ドロン!とブタのしっぽカード」pig tail を作り、登場させます。
忍者カード は 姿かたち(見た目=スペルの文字)が全く変わってしまうタイプの動詞を変化させるときに 全員で手にもって「ドロン!」と言います
「ドロン!」 go-went-gone ( 原形go 過去形went 過去分詞gone ) 「行く」
「ドロン!」 see-saw-seen (原形see 過去形saw 過去分詞seen) 「見る」
のように、リズミカルに口ずさんでいきます。
ブタのしっぽカード は しっぽ(ed)が最後にくっついて変化するタイプの動詞です。
「pig tail !」listen-listened-listened (原形listenにedをつけて変化する)「聞く」
「pig tail !」talk-talked-talked (原形talkにedをつけて変化する)「話す」
声に出して口ずさむことは 避けてはとおれない修行の時間。せっかくなら楽しく
「ドロン」か「pig tail」か ラベリングしながら リズミカルに となえちゃいましょう。
たったの4つの動詞ですが、子供たちには「形が全く変化するタイプ」と「最後の音にedを付け足すタイプ」とがあることを うっすら理解してくれます。
そして、、、次の動詞を文字と音で紹介します。
cut-cut-cut 「切る」
put-put-put 「置く」
「これは どっちだと思う? ドロン!それともpig tail?」
さあ、あなたはどう思いますか??
たくさんいろんなことを子どもたちは出してくれますが、。。。
これは「ドロン!」
なぜなら、忍者は「分身の術」を使って自分そっくりの形を増やせるから!
ここまでくると、「ドロン!」か「pig tail」かを当てることに執念を燃やし始めて、
もっとほかの動詞も教えて!もっとやりたい!の声が飛び出します。
このような導入を 小学生や中学入門期の子供たちにぜひやってみてください。
動詞の変化に音声を聞いただけで耳を澄ますようになり、
これは しっぽのついたヤツだ、
あれは 分身の術の忍者だ、と 自分でラベリングができるようになります。
そして、「忍者タイプの動詞だけ、覚えてあげようね~、忍者はいつも陰に隠れて日が当たらないから、せめてみんなが覚えてあげよう、とっても喜ぶに違いない!」
と、「記憶」へのモチベーションも上げておきましょう。
10個くらい覚えたら、原形を聞いただけで 「ドロン!」か「pig tail」かを予想してあてるゲームで 盛り上がりましょう。
夢中で参加しますよ!

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